対戦格闘ゲームの新たな金字塔として期待を集める『マーベル闘魂』において、トレーニング施設が自我を持った女性型アンドロイド『デンジャー』のキャラクターガイド動画が本日公開された。本作はソニー・インタラクティブエンタテインメントが手がける注目の新作であり、いよいよ本日7月24日4:00よりオープンβテストが開始される。今回は、その特異なバックボーンと、あまりにもテクニカルな格闘スタイルに焦点を当て、その性能を深く掘り下げていこう。
| 対象タイトル | マーベル闘魂(MARVEL Tokon: Fighting Souls) |
| 開発・販売 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
| 対応機種 | PC / PlayStation 5 |
| 発売予定日 | 2026年8月7日 |
| 紹介キャラクター | デンジャー(Danger) |
自我を得たデンジャー・ルーム:宿敵から共闘への軌跡
原作コミックにおけるデンジャーは、X-MENの過酷な戦闘訓練施設『デンジャー・ルーム』がテクノロジーの進化と様々な感情エネルギーに触れたことで自我を覚醒させた存在である。一時は自身の生みの親とも言えるX-MENに対して強い敵意を抱き、執拗な襲撃を繰り返していたものの、対話と相互理解を経て和解に至り、現在は心強い協力関係を築いている。本作『マーベル闘魂』においても、その冷徹でありながらもどこか人間らしさを模索するようなアンドロイドとしてのビジュアルとモーションが見事に再現されており、ファン納得の仕上がりだ。
『マーベル闘魂』が提示する、ホバーダッシュと『CALIBRATE』による空間支配術
デンジャーの最大の特徴は、ダッシュ時に地上を滑るのではなく、斜め上空へと滑空する『ホバーダッシュ系』の機動力を持っている点だ。一般的な格闘ゲームにおける空中ダッシュとは一線を画し、ダッシュ時の高度をプレイヤーが微調整できるため、相手の対空迎撃を的確にずらす高度な揺さぶりが可能となっている。他社の格闘ゲームにおける空中移動特化キャラクターを彷彿とさせつつも、より精密な3次元的アプローチが可能な仕様だ。
この独特な空中制御をさらに強固なものにするのが、ユニークスキル『CALIBRATE』による空中デバイス設置である。空中に3基のデバイスを射出するこの技自体には攻撃判定がないものの、設置したデバイスに他のスキルを干渉させることで真価を発揮する。例えば、ビームを放つ『HOLOBEAM』を接触させれば、時間差でビームが再発射されるトラップとなり、ミサイルを撃つ『HOLOSEEKER』を当てれば、デバイスを大爆発させて広範囲を巻き込む多段攻撃へと変貌するのだ。
トリッキーな崩しとラウンド持続強化がもたらす圧倒的な強み
さらに、設置したデバイスを基点として瞬間移動を行う『TRANSLOCATION』を組み合わせることで、相手の背後や頭上へ瞬時に回り込む、予測困難なセットプレイが完成する。遠距離での弾幕形成だけでなく、ガード時に削りダメージを与える『DRILL PIERCER』や、ボタンの押し分けで挙動が変化する突進技『KILL SWITCH』も完備しており、近距離戦の崩し能力も非常に高い。動画では『KILL SWITCH』をガードされた際の隙を空中ダッシュでケアする場面も確認でき、攻め手の継続力は一級品と言える。
極めつけは、100ゲージを消費する大技『METAMORPHOSIS』である。発動後は『DRILL PIERCER』が強化されるのだが、その効果時間はなんと『ラウンド終了まで』永続する。これにより、一度強化してしまえば、相手がガードを固めていても削りダメージだけで体力を奪い去るような凶悪なリーサルプランを組み立てることが可能だ。使いこなすには相応の習熟が必要となるが、使い手のアイデア次第で無限の戦略を生み出せる、まさにやり込み甲斐のあるファイターに仕上がっている。
『マーベル闘魂』の戦術を劇的に変える設置キャラの最高峰
デンジャーの登場は、これまでの直線的な攻防が主流だった本作の対戦環境に、極めて複雑な『3次元のセットプレイ』をもたらすだろう。高度調整が可能なホバー移動と、スキルとの相互作用で劇的に性質を変える『CALIBRATE』は、プレイヤーの操作精度と空間把握能力を極限まで試す。ラウンド永続強化を持つ『METAMORPHOSIS』の存在もあり、一度主導権を握った際の制圧力は全キャラクター中でもトップクラスに位置するはずだ。
本日より開始されるオープンβテストでは、ついにこの超テクニカルなデンジャーを実際にその手で操作することが可能だ。格闘ゲームとしての底知れない深みを感じさせる本作の仕上がりに、コミュニティの期待は最高潮に達している。興味があるプレイヤーは、ぜひ公式の『マーベル闘魂』公式サイトから詳細をチェックし、この週末に最先端の空中戦を体感してほしい。
最終コンパス指数: 9.2 / 10