[Expeditions: Samurai] エクスペディション サムライ 配信日決定 歴史改変と協力プレイが融合する新作RPGの魅力

数々の歴史RPGを手掛けてきた人気シリーズの系譜を受け継ぐ最新作『エクスペディション サムライ』の早期アクセス配信が、2026年8月7日よりPC(Steam)向けに開始されることが発表された。開発のCampfire CabalとパブリッシャーのTHQ Nordicが明かした情報によると、正式リリースに先駆けて早期アクセス開始時およびその後に予定されているアップデートロードマップも近々公開される予定だ。本作は史実の裏側にスポットを当て、プレイヤーの選択によって日本と乗組員たちの運命が激変する野心的なパーティ制RPGに仕上がっている。

Expeditions: Samurai 公式カバー

▲ 公式カバーアート (提供: IGDB)

開発元 Campfire Cabal
販売元 THQ Nordic
対応プラットフォーム PC(Steam)
早期アクセス開始日 2026年8月7日
ジャンル パーティ制RPG / ターン制タクティクス
協力プレイ 対応(最大2人オンラインCO-OP)

もしも別の異邦人が先に日本へ到達していたらというIFの戦国史

本作の最大の魅力は、歴史のif(もしも)を極めて緻密に描いている点にある。史実では1600年に三浦按針ことウィリアム・アダムスがオランダ船リーフデ号で日本に漂着し、徳川家康の外交顧問となったが、本作の歴史軸においてアダムスは英国から出国していない。プレイヤーは彼に先んじてオランダの私掠船デ・アルバトロス号を率いて日本に漂着した、新たな『最初の欧州人サムライ』として戦国時代の渦中に身を投じることになる。

関ヶ原の戦いを目前に控えた日本は、大名たちの権謀術数が渦巻く激動の時代だ。プレイヤーは頼れる8人の仲間たちと共に行動し、彼らの信頼を勝ち取ることで、固い友情や生涯のライバル関係、あるいはロマンスを築き上げることができる。些細な対話の選択や決断が、自船のクルーたちの運命のみならず、戦国大名たちのパワーバランスや日本という国家そのものの未来にまで影響を及ぼしていく深みのあるシナリオ構築がなされている。

リアルタイムとターン制が高度に融合した戦闘システム

バトル面では、戦略性とスピード感を両立した独自のターン制システムが採用されている。一般的なターン制とは異なり、キャラクターの移動や攻撃、割り込みアクションがリアルタイムのように同時に展開するため、非常にダイナミックな戦闘が味わえる。プレイヤーはステルスや煙幕などの多彩なガジェットを駆使して敵を翻弄し、事前にパーティを別個に配置して完璧なタイミングで奇襲を仕掛けるといった戦術的優位を自ら作り出すことが可能だ。西洋の火器から日本の伝統的な兵装まで、豊富な装備クラフトとシナジーの検証もプレイヤーを深く没入させるだろう。

Expeditions: Samurai 公式アートワーク

▲ 公式アートワーク (提供: IGDB)

シリーズ初のマルチプレイと野心的な協力の形

さらに注目すべきは、シリーズ初となるドロップイン・ドロップアウト形式の協力プレイの導入である。ソロプレイでは一人の船長として旅を進めるが、フレンドを招待することで『双子の船長』として物語を体験できる。特筆すべきは対話時の意思決定システムで、同じキャラクターに同時に話しかけることで、重要な政治的決断の主導権を奪い合ったり、お気に入りの仲間の好感度を競い合ったりできる。戦闘でも、一方が敵の注意を引きつける火薬を投げ、もう一方が背後からステルステイクダウンを狙うといった緊密な連携がリアルタイムで機能し、タクティカルな面白さを倍増させている。

本作の全貌や仲間たちの詳細に迫るトレーラーも公開されており、美麗な戦国日本のビジュアルと緊迫した戦術シーンを確認できる。詳細なゲームプレイ仕様は、以下の公式Steamストアページから確認してほしい。

Steam:エクスペディション サムライ 公式配信ページ

歴史RPGの枠組みを再定義するエクスペディション サムライの思想
本作が提示するウィリアム・アダムス不在の歴史改変は、単なるファンタジーではなく、極めて解像度の高い時代考証に基づいている点が興味深い。これまでのシリーズで培われた重厚な選択の重みに加え、他プレイヤーと『選択の主導権を争う』というCO-OPメカニクスは、マルチプレイRPGにおけるナラティブのあり方に新たな風を吹き込むだろう。戦術面でも、従来のスタティックなターン制から脱却したリアルタイム性のある駆け引きが、日本の複雑な戦闘表現とどう噛み合うか、8月の早期アクセス開始へ向け期待が高まる。

最終コンパス指数: 8.8 / 10

関連記事:エクスペディション サムライ早期アクセス詳細発表レポート

コメントする

error: Content is protected !!