『ドラゴンボール ゼノバース3』の全貌がいよいよ明らかになりつつある。前作から長い沈黙を破り、2027年の発売が予定されている本作は、シリーズが築き上げてきた「自分だけの戦士を育てる」というコア体験を、全く新しい次元へと押し上げようとしている。2026年6月19日に発売されるVジャンプ8月号にて公開された最新情報によれば、本作は単なるグラフィックの向上に留まらず、格闘アクションとしての戦略性を抜本的に強化する新システムを導入していることがわかった。
▲ 公式カバーアート (提供: IGDB)
| 対応プラットフォーム | PC, PS5, Xbox Series X |
| 発売予定時期 | 2027年 |
| 開発・販売 | バンダイナムコエンターテインメント |
| ジャンル | アクション・ロールプレイング |
| 主要な新システム | ソウルアシスト、ソウルチェンジ |
| 最新掲載誌 | Vジャンプ2026年8月号(6月19日発売) |
ソウルアシストとソウルチェンジがもたらす戦略の深み
本作における最大の見どころは、伝説の戦士たちの力を借りる新システム「ソウルアシスト」と「ソウルチェンジ」の導入だ。これらのシステムは、プレイヤーが作成したカスタムキャラクターの能力を一時的に強化するだけでなく、バトル中に伝説の戦士を召喚して共闘したり、彼らの魂を自身の身体に宿して戦い方そのものを変容させたりすることを可能にしている。これは、従来のゼノバースシリーズで見られた「師匠システム」をより能動的かつ戦闘に直結する形へと進化させたものと言えるだろう。
特に注目すべきは、ソウルチェンジによる戦術の多様化だ。単にステータスが上昇するだけではなく、キャラクターの挙動や特定の技の性能が劇的に変化することが示唆されている。これにより、自分のお気に入りの外見を維持したまま、悟空のような圧倒的な攻撃力や、ベジータのようなテクニカルな立ち回りを状況に応じて使い分けることができるようになる。この柔軟なカスタマイズ性こそが、ドラゴンボール ゼノバース3が掲げる「究極のなりきり体験」の核となるはずだ。
ドラゴンボール ゼノバース3 で導入される多角的なバトルスタイル
これまでのシリーズでは、キャラクターの強さは主にレベルや装備、スキルのセットに依存していた。しかし、最新情報によって明らかになったのは、各キャラクターに固有の「バトルスタイル」と「構え(スタンス)」が設定されるという点だ。プレイヤーは戦闘中にこれらのスタイルを切り替えることができ、それによって攻撃のテンポや防御性能が変化する。これは、ドラゴンボールのゲーム作品としては珍しく、格闘技としてのテクニカルな側面を強調した仕様となっている。
▲ 公式アートワーク (提供: IGDB)
また、シリーズの象徴とも言える「覚醒スキル」についても言及があった。超サイヤ人への変身はもちろんのこと、本作ではそれ以上の高み――超サイヤ人ゴッドや超サイヤ人ブルー、さらには身勝手の極意といった究極の領域がどこまで網羅されるのかに期待がかかる。バトルスタイルの変更と覚醒スキルの組み合わせにより、プレイヤーごとに千差万別のコンボルートや立ち回りが生まれることは間違いなく、対戦シーンにおいてもこれまでにない読み合いが発生することだろう。本作は2027年のリリースに向けて、現在着実にその完成度を高めている。
ドラゴンボール ゼノバース3が示すアクションRPGの新たな到達点
今回の新情報は、本作が単なるキャラクターゲームの域を脱し、高度な駆け引きを求める競技的なアクションゲームへと進化しようとしていることを示唆している。ソウルシステムによる「伝説の戦士との同期」は、原作へのリスペクトを保ちつつ、ゲームとしての自由度を担保する優れた解決策だ。また、バトルの技術的な深化は、長期的なプレイに耐えうる「メタ」の構築に寄与するだろう。2027年の発売に向け、本作がどのように各ハードウェアの性能を引き出し、広大な戦場を構築するのか、今後も注視し続けたい。
最終コンパス指数: 9.2 / 10