ゴシックホラーアクションの金字塔が、凄腕の開発陣の手によって新たな進化を遂げようとしている。『キャッスルヴァニア ベルモンツ・カーズ』の最新トレイラーとなる「Bloody Tears」が全世界に向けて公開され、シリーズ屈指の名曲の名を冠した映像とともに緊迫感あふれるゲームプレイの一端が明らかになった。パブリッシャーのコナミに加え、『Dead Cells』の追加コンテンツなどで圧倒的な2Dアクションのノウハウを培ってきたEvil EmpireおよびMotion Twinがタッグを組んで開発を進めており、名作の魂を受け継ぎながらも極めて洗練されたハイスピードアクション体験が期待されている。
▲ 公式カバーアート (出典: IGDB)
| タイトル | キャッスルヴァニア ベルモンツ・カーズ |
| パブリッシャー | KONAMI |
| 開発スタジオ | Evil Empire / Motion Twin |
| 対応プラットフォーム | PS5 / Xbox Series X|S / Switch / PC |
| 配信プラットフォーム | Steam / Microsoft Store |
| 発売予定日 | 10月15日 |
| ジャンル | 2Dゴシックアクション |
1499年の中世パリを舞台に紡がれるベルモンド家の新たな伝説
本作『キャッスルヴァニア ベルモンツ・カーズ』で描かれるのは、1499年の中世パリを襲った未曾有の災厄である。かつてドラキュラを打ち倒した英雄トレバー・ベルモンド(日本名:ラルフ・ベルモンド)と、その愛娘であるローズ・ベルモンドが炎に包まれたパリの街路へと降り立ち、天高くそびえる不気味な城から湧き出る異形の怪物たちと刃を交える。代々受け継がれてきた伝説の聖鞭「ヴァンパイアキラー」を手に、二人は闇の奥底に蠢く陰謀へと巻き込まれていくことになる。
トレイラー「Bloody Tears」では、おなじみの名曲が重厚かつアグレッシブなアレンジで響き渡る中、ゴシック調の美しい背景美術と滑らかなキャラクターアニメーションが融合したダークな世界観が提示された。単なる過去作のリメイクや焼き直しではなく、ベルモンド家の血筋を巡る重厚なストーリーテリングと、親子の関係性がどのようにゲーム進行へ関わってくるのかというドラマ面への期待も高まる。
洗練を極めたコンバットとEvil Empireによるアクションの融合
『キャッスルヴァニア ベルモンツ・カーズ』の最大の魅力は、長年培われたメトロイドヴァニアの探索要素に、開発陣の真骨頂であるレスポンシブでスピーディな戦闘システムが融合している点にある。公開されたゲームプレイでは、聖鞭を用いた変幻自在の打撃や空中コンボ、さらにはサブウェポンを絡めた流れるようなアクションが確認でき、プレイヤーの操作スキルがダイレクトに反映される仕上がりとなっている。
敵の攻撃モーションを見極めて間合いを詰める緊迫感、そして群がる怪物たちを的確に薙ぎ払う爽快感は、骨太な2Dアクションを愛するファンにとってまさに求めていた手触りと言える。探索によるキャラクターの強化や武器のカスタマイズ要素も深く組み込まれているとみられ、何度でも挑戦したくなるリプレイ性の高さが伺える。
▲ ゲームプレイおよび公式メディア (出典: IGDB)
マルチプラットフォーム展開と10月15日の発売に向けて
本作はPlayStation 5、Xbox Series X/S、Nintendo Switch、そしてPC(Steam / Microsoft Store)に向けて10月15日にリリースが予定されている。現行の主要プラットフォームを完全に網羅しており、据え置き機の大画面で美麗なピクセルアートを堪能することも、携帯機スタイルでテンポよくダンジョン探索を進めることも可能だ。
2Dアクションジャンルにおける最高峰のノウハウを持つクリエイター陣が手掛ける本作は、シリーズの長年のファンのみならず、現代のインディーアクションを好むプレイヤー層にも強烈にアピールするポテンシャルを秘めている。発売日に向けて、さらなるゲームプレイの詳細や追加システムの解禁が待ち望まれる。
伝統と現代的スピード感が高度に調和した正統進化の兆し
名曲の名を冠した最新映像からは、単なるノスタルジーに頼らない徹底的な操作性の追求が明確に感じ取れる。『キャッスルヴァニア ベルモンツ・カーズ』は、ベルモンド家の血統という重厚な物語を軸に据えつつ、近年の良質な2Dアクションが培ったタイトな挙動とテンポ感を完璧に取り込んでいる。探索と戦闘のサイクルが高水準で成立していれば、シリーズの新たな金字塔として長く語り継がれる一作になるはずだ。
最終コンパス指数: 8.8 / 10