セガが贈る人気ドライブアクションシリーズの最新作『クレイジータクシー ワールドツアー』において、オンラインマルチプレイの挙動や安定性を検証するクローズドネットワークテストの開催が正式発表された。本作は、従来のシングルプレイ要素やストーリーモードに加え、最大6人で競い合う新たなマルチプレイ体験を導入することで、シリーズのDNAを現代仕様へとアップデートしている。今回のテストは、そのマルチプレイの核心部分に一足早く触れられる貴重な機会となる。現在、公式サイトにて参加応募の受付が開始されている。
▲ 公式カバーアート (出典: IGDB)
| 属性 | 詳細 |
|---|---|
| 対象タイトル | クレイジータクシー ワールドツアー |
| テスト実施期間 | 2026年9月11日 17:00(PT)〜 9月13日 17:00(PT) |
| 応募締め切り | 2026年8月31日 23:59(PT) |
| 対象プラットフォーム | PlayStation 5 / Xbox Series X|S / PC(Steam, Microsoft Store) |
| プレイ可能モード | ピックアップレース、コップ&キャビーズ |
| 製品版リリース時期 | 2027年(PlayStation 5, Xbox Series, Switch 2, PC) |
クレイジータクシー ワールドツアーが提示する新たなマルチプレイの熱狂
今回のクローズドネットワークテストで体験できるのは、オンラインでの対戦に特化した2つの新モードである。1つ目の「ピックアップレース」は、最大6人のドライバーが制限時間内にいかに多くの乗客を目的地に送り届け、より多くのクレイジーマネーを稼げるかを競うルールだ。限られた乗客の奪い合いや、最適なルート選択の駆け引きなど、プレイヤー同士の直接的な干渉が従来のタイムアタック要素にスリリングな緊張感をもたらす。他車の動きを読みながら客を奪うという、マルチプレイならではの泥臭いバトルが期待される。
もう1つのモード「コップ&キャビーズ」は、3対3のチーム戦が展開される。詳細なルールは未公開の部分も多いが、追う側と逃げる側に分かれたチームワーク重視のカーチェイスバトルが予想される。両モードともに、実力を競う「ランクマッチ」のほか、プレイヤーが独自のルールやロビーを設定できる「カスタムマッチ」が用意されており、フレンド同士で気軽に狂乱のドライブを楽しめる仕様となっている点も見逃せない。
伝統のリアル店舗コラボと西海岸マップの復活
テストで走行可能となる2つのマップのうち、今回公開された「ウェストコースト」はシリーズのファンにとって極めて象徴的なロケーションだ。さらに『クレイジータクシー ワールドツアー』の大きな魅力として、現実世界の有名小売店舗がゲーム内にそのまま登場するシステムが挙げられる。今作は世界を旅するコンセプトとなっており、各地域に応じたローカルブランドが多数登場する点が特徴だ。
「ウェストコースト」マップでは、アメリカの人気パンケーキチェーン「IHOP」や、伝説的な独立系レコードショップ「アメーバミュージック」といった実在の店舗が乗客の目的地やランドマークとして配置される。実在の店舗へと車を滑り込ませるあの独特の没入感が、最新のグラフィックでどのように蘇るのか期待が高まる。テスト段階では4人のキャラクターと、様々なチューンアップが可能な6種類の車両が選択可能となっているため、自分好みのマシンを仕上げる楽しさも味わえるだろう。
▲ ゲームプレイおよび公式メディア (出典: IGDB)
クロスプラットフォームによる快適なマッチング環境の検証
今回のテストでは、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC(Steam、Microsoft Store)間でのクロスプレー動作も検証項目に含まれている。高速なドライブアクションにおいて、プラットフォームの壁を越えた同期ズレや遅延がどこまで抑えられているかは、対戦の公平性を担保する上で極めて重要だ。2027年の本稼働、そして『クレイジータクシー ワールドツアー』のフルリリースに向けて、セガがどのような通信環境を構築してくるのか、プレイヤーの厳しい目によるテストが求められるだろう。
対戦型ドライブアクションの金字塔が仕掛けるマルチプレイの本質
『クレイジータクシー ワールドツアー』が挑む最大6人のオンライン対戦は、単なるお祭り要素に留まらない奥深さを秘めている。スピード感あふれる挙動のなかで、いかに効率的なルートを瞬時に判断し、他プレイヤーの動きを妨害するかが勝敗を分ける。伝統的なハイスピードアクションと、現代的なタクティカル要素の融合が本作の真の評価を決定づけるだろう。
最終コンパス指数: 8.5 / 10